アロマテラピー教育と空間づくり
パウル・ティリッヒの「相関の神学」は、牧会カウンセリングと神学が対立するのではなく、両者が生かされる道があることを説明する。樋口和彦は「神学は神の言の啓示に聞くことを基本とするが、牧会臨床訓練は神の言と同じ重要さをもつ人間の言葉、特に危機や、苦難の限界状況にある人間の言語に聞くことを根本としている」と説明し、神学全体における臨床牧会教育の役割を、人間の言葉に聴くことの訓練として位置づけている。今の時代には牧会の事例検討などを通して、関係性についての福音理解の問題を実践神学における課題ととらえ、理論と実践が有機的に連関していくような仕組みが必要である。アロマテラピー教育とアロマhealingの空間創造の実践的な牧会は、教会員のストレスや疲れによって乱れた身と魂のバランスを整え、人間が本来持っている自然治癒力を引き出し、健康な状態に回復させる水平的要素と神との関係における価値や究極的意味といった垂直的要素を兼ね備えた牧会臨床の訓練を助ける。
礼拝空間づくりアロマ
①年間構造の基本コンセプト
聖書:詩編65:1/マタイによる福音書5:8
「沈黙してあなたに向かい、賛美をささげます。シオンにいます神よ。」
「心の清い人々は、幸いである、その人たちは神を見る。」
②中心テーマ
「神の御前に満ちる静けさ」
— 心が整えられ、神を仰ぎ見、賛美と歩みへ遣わされる-
・外なる空間を整える・内なる心を鎮める・「見る」「受け取る」姿勢へ
*このテーマは、香りを「演出」ではなく礼拝の沈黙を支える器として用いるための軸となることを目指す

